今日のご相談Blog

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2020.08.27 暮らし

マンション購入を決断する前に

 

 

とっても久しぶりの「今日のご相談」Blog

ずいぶん相談内容も溜まってるので

少しずつご紹介していきますね♡

 

 

 

今日のご相談は最近の新鮮なもの

30代前半のご夫妻からのご相談でした。

 

 

 

賃貸にお住いですが、

そろそろ住宅購入しないとと考え出し

夫婦共働きだし、利便性は求めたい。

 

 

戸建てかマンションかを考えると

夫婦共に戸建て育ち、庭の草むしりや

定期的な家のメンテナンスも負担が大きく

 

 

マンションならメンテナンスもお任せできて

草むしりの必要もなく、利便性も求められる。

周囲の友人もマンション購入をして快適だと聞くし

 

 

それでも何が正しいか分からなくて

「変化する日本経済と暮らし方の選択肢」

WEB講座受講されたのでした。

 

 

選択肢がたくさんあることを知ったものの

周囲のマンション購入した人の話しに魅力を感じご相談。

 

 

 


 

マンション営業は週末の新聞折込み広告の通り

戸建てより積極的で広告のサイズも紙質も高い(笑

 

 

マンションを検討する方は多いです。

ただ、ちょっと生涯住宅費として考えてください。

 

 

ご相談者のお子さんは2人

子どもに一人部屋が必要と想定すると

4LDKの部屋が必要となります。

 

 

マンションで注意が必要なのは

1、敷地が共有持ち分であること

2、所有する間、修繕積立金・管理費・駐車場・駐輪場費がかかる

3、現在の経済状況であれば、資産目減りを起こす

 

 

 

 

当会でWEB講座開催もしていますが、

どんな建物でも老朽化をさせないためには

10年毎の建物メンテナンスが必要になります

 

マンションの場合は「大規模修繕」と呼びます

戸建ての場合は所有者が管理しなくてはならない事。

 

 

 

ある分譲マンションの大規模修繕を控えた

居住者で構成される理事会報告書をご覧ください。

 

 

 

 

 

築10年目の大規模修繕予算を理事会で検討すると

画像にあるように修繕積立金が足りないことから

修繕積立金を約倍の金額に改定する必要があるという内容。

 

 

分譲マンションを住宅ローン使用して所有すると...

必然的に下記が負担額となります。

◼マンション購入額

◼住宅ローン金利

◼団体信用保険料

◼火災保険

◼固定資産税

◼管理費

◼修繕積立金

◼駐輪場

◼駐車場

 

 

中でも、先にご説明した通り

修繕積立金は大規模修繕毎に上昇するのが一般的。

 

 

 

以上の金額を住み続ける年数

概算で足し算してみてください。

 

結構な家賃のマンションに住めることになります。

 

・家賃10万円のマンションに50年住むと6千万円の家賃

・家賃7万円のマンションに50年住むと4千200万円の家賃

 

 

 

 

では、戸建てだとどうなるかというと...

マンションと比べて変わるのは、

◼修繕積立金は、建てる建物の内容によりますが

一般的には、毎年20万程度が修繕積み立て預金として必要

◼管理費不要

◼駐車場、駐輪場不要

 

 

更に大きな違いは、

マンションは土地が共有持ち分ですが

戸建ての場合、土地は個人所有のため

地価評価で売却することができます。

 

 

 

 

経済が上昇傾向にあり

不動産価値が上昇している時期なら

マンション購入もいいのですが

今は、不動産(建物)価値が目減りする時代のため

 

マンションの目減りは大きなリスクになります

 

 

もちろんマンションの中にも

目減りしない資産価値を維持する物件もありますが

それは全体の5%にも満たない物件で初期価格も高額。

不動産のプロでも見極めにはリスクが伴います。

 

 

 

 

 

住まいは、たった3種類

「賃貸」「所有」「同居」

 

賃貸には、経済状況、需要と供給のバランスで

家賃が上がるリスクもあります。

 

所有には、先に書いたリスクがあります。

 

同居には、将来の相続時や耐久性のリスクがあります。

 

 

 

どの住まいでもリスクは存在しますので、

そのリスクを踏まえた上で、相続を含めた中で

数字で明確に確認して判断するのがおすすめです。

 

 

 

 

まだ、観たことも参加したこともない人は

「建築業者では教えてくれない住宅計画」セミナーを

講演収録したDVD無料貸出しを視聴ください。

(視聴時間4時間半ありますのでご注意)

 

 

 

 

今の住まいに、将来どんな選択肢があるのかを

決断する前に聴いておいて損はないのが

「変化する日本経済と暮らし方の選択肢」WEB講座

 

 

 

住宅は、判断を間違うと負の買い物になり

適正な判断をすると資産になるものです

 

イメージや勢いだけで決断するのは避けてくださいね。