GWに松坂にお肉を食べに行き
往復列車のデラックスシートに
いたく感動した父を見た妹の提案で
先週金曜日はお休みもらって
Blue Symphonyという列車で
桜で有名な「吉野」へ行ってきました
大阪~吉野までの70分
贅沢な列車に驚きました
この列車、3両編成
そして間の2両目は軽食ができるサロンカー
帰路はサロンカーで
ワインをいただきました♡
サロンカーは
前後2両の人が使える車両
結局、2両分の乗客を運ぶ列車
超贅沢な列車なのに
運賃たったの¥1,900.-
(有料特急でも¥1,690.-)
GWに松坂まで乗車した列車より
クオリティー高いのに金額が安い...
終点の吉野から大阪まで
通勤する人なら通勤電車に使える価格
こんな列車だから
週末や休日は予約が取れないらしく
金曜日でも3週間前で最後の席でした
吉野へ着いてからの話は
後の親子STORYで書きますね
私と妹は、Luckyな遠足日に
桜の時期に何度か行ったことがある吉野
新緑の時期に行くなんてアイデアはなく
人は少なく国宝級の社寺が点在
どこでカメラを向けても
人が写り込むことがなく
新緑を満喫♡
どの社寺も百年以上の建物で
京都のような雅な建物ではなく
修行のための建物だと見て取れる
建築の職業病でもある私は
オタクな部分からその時代に
過ごしただろう人の想像を巡らし
非日常な時間をすごしていました
反して父は大変な日になり
私たちも新緑の吉野を満喫したものの
翌日には...疲労
私は先週、疲労回復したばかりなのに
また気合と根性で今週をのりきることに
(その話は以下のパートで)笑
~Today’s「親子 STORY」~
※2021年12月25日から突然始まった介護同居
吉野への遠足企画してくれたのは妹。
私はいつものお任せ状態
贅沢な列車に感動しつつ
父も列車移動は幸せそう
列車ではこの通り
非日常の景色を楽しんでいます
列車が吉野駅に到着してから
妹と私の想定外!
到着は11時半
ランチを食べる予定だった
吉野駅からは山ですから
ロープウェイ利用まではよかった
しかし!
ロープウェイに乗るのに
10段程度の階段がある。
3分後に降りた時も
また10段程度の階段がある。
既に父はその階段で疲労
すると!
ロープウェイから降りた後
道路にでるまで30段くらいの階段
父 「私は、もぉ~ええですわ」
妹 「ええっちゅー問題じゃない!」
「こんな所で止まっててもどうしょーもない」
私と妹で父の両脇抱えて
吊り下げ状態で30段の階段を上る
道路に出たら、そこからメイン街道
しかし、そこにはロープウェイに
同乗した人が先に歩くだけの人
見ると、週末は賑やかだろう
路面店がほとんど閉まってる景色
そしてそこは高齢者にはキツイ坂道
私はランチが出来るお店が
どこにあるのか坂道を先に登る
しばらくして後ろを見ると
父と妹は...「黒門」と言われる
吉野山の入り口手前で立ち止まっていた
雑貨を売るお店が空いてたので
そこのお母さんにタクシー会社を聞き
タクシー手配をしました。
帰りの予約列車の時間までの4時間
タクシーをチャーターすることに。
一件目に電話したタクシー会社は
私たちのリクエストを避けたい
それが顕著にわかる対応
二件目のタクシー会社は
とても思いやりのある対応で
10分もしないうちに来てくれた
タクシーのドライバーさんは
60代の方で、とても親切な方。
姉妹で救われた気分になった
また、そのドライバーさんのお母さんが
父と同い年で施設入所されていることから
自分のお母さんに接するように父に対応くださる
ここから私たち姉妹は父を視界から消し
自分達が楽しむ時間に即Change!
今後、吉野に来ても
絶対に行かない山の上まで行きたいと。
そしてお勧めを全部見たいとリクエスト
吉野ならではのガイドをしてもらいながら
国宝社寺を次々と案内してもらい
桜の時期には有料になる展望台にも
案内していただき堪能
社寺に案内してもらった時は
父は社内においてけぼり
ドライバーさんはその間
父と楽しく会話をしてくださり
私たちは父を気にすることなく観光
帰りの列車時刻まで時間があり
30分先の道の駅まで行ってもらい
地の食材を...買い物三昧
タクシーのドライバーさんも
社内での親子の会話に大爆笑
私たち姉妹は父に言いたい放題
それに応戦する父の言葉にも驚かれてた
それでも...
最近の物価上昇に対して私が
一番、身近に感じてたのがタクシー料金
ですが...
約4時間貸し切り状態で
乗車させていただいた料金
大阪市内でメーター上げたままだと
4万円近くを覚悟していましたが
なんと! ¥18,000.-
もちろん、想定外の出費でしたが
大阪市内とはタクシーの料金設定
違うということにも感動しました。
吉野One Day遠足も
妹は、高齢者認識の欠如を反省し
父のサポートで姉妹は疲労困憊...
せっかく日曜日にリセットした私も
また今週も気合と根性で乗り切るしかなく
父は年齢の分だけ
私たち以上に疲労困憊で
翌日の土曜日から食欲無し!
疲労度MAX!
今日も私は終日出かける仕事あり
妹に夕方からのサポートを依頼。
父が帰宅するまでにデイから電話
2つ報告がありますと言われ
1.下痢で大量の便をおもらし
2.少量ですが吐いた
即、お迎え担当の妹に連絡。
申し訳ないしかない私
帰宅したら...
父だけが上機嫌だった
父 「あんた今、帰ってきたんか」
「どこ、行ってたんや!」
妹 「仕事やん!」
「お父さんの生活費稼ぎに」
「麻美は仕事してくれてんねんで!」
父 鼻で笑う
「おまえ! 遊んでたんちゃうんか⁉」
どこまでいっても自由な発言。
最期の時間はストレス無く言いたい事を言う
そういう人生って幸せかもとつくづく思った。
それでも姉妹の間では
あの吉野遠足に関しては
リスクヘッジできてない計画と
反省だらけで、海外旅行は無理と判断。
神さまはきっと
海外旅行の無謀さを私たちに
自覚させるために今回の機会を与えたんだ