11日から事務局は夏季休暇
私は大仕事を抱えていましたが
自身のこだわりから一向に進まずでした(笑
on-lineの新規講座のリハもあって
休みを味わうことはありませんでしたが
いつもよりまったり仕事する時間でした
親子時間はどうかというと
最悪の夏休み時間となりました(笑
休暇前の父の落込みは
激しい90歳の反抗期に突入!
人生に順風満帆はありません。
これまでの経験から承知してます
父との関係もいい時は続かない。
変化するのが自然の法則
夏季休暇に入った二日目の夜中
父が冷蔵庫からカキ氷を取り出す音に目覚めた私
私 「なにしてるん?」
父 「カキ氷を食べるんです。」
私 「この時間に?」
父 「食べたいんですから放っといてください!」
私 「歯を洗って寝てね」
口腔内を清潔にさえしてくれてれば
体調に問題はないのでお願いして私は就寝
すると翌朝、父の反乱!
私 「おはよう♡」
父 「あんたに言うときたいことがあります!」怒
私 「朝からなんなん?」
父 「私が夜中にカキ氷を食べた理由です」
「私の足を見なさい!」パジャマめくり見せる
「浮腫んでかゆみが出てます」
「舌が痛くてそれを癒すために食べた!」
「あんたは私を病人扱いしてない!」
父はかなり興奮気味で喋ってました。
私は怒りの原因を知っている
昨晩カキ氷食べるの私にバレた罪悪感から
自己肯定するために怒ってることは承知。
父 「あんたの思い通りにはいかん!」
「私は私で努力してますねん!」
「あんたは私のことを全くわかってません!」
「迷惑やから放っといてください!」
メンタルコントロール不能になってる父を
しばらくそっとしておくことに。
ご飯を用意しても寝たまんま食べず
シール貼り一切しなくなり眠り続ける父
夜中までソファーで眠り続ける父も放置
出した薬飲まなくても散歩行かなくても放置
まったく会話の無い4日間は
私にとってストレスでしかなかったけど
計算づくめ時間でもあり己との戦い(笑
父自ら改めてくれればいいのですが
昭和一桁生まれで頑固一徹で来た父に
期待は1mmもしてなかった
夏休み最終日は私の決戦の日。
うたた寝しながら高校野球第一試合を楽しむ父
試合を観終わったタイミングで
私 「耳の痛い話をしましょう。こっち来て。」
父も想定していたのか
私のこの言葉を待っていたのか席に着く。
父には厳しすぎる話ですが
受け入れてもらえるよう話しました♡
父に伝えた要点は3つ
■命を粗末にしてはいけない
■人間はメンタルが司っている
■楽しむ努力
4日間の冷却時間がよかったのか
約1時間かけて受けいれてもらった。
すぐ「もう死にたいです」 と言ってた父には
その命、世界でほしい人は沢山いると話すと
「そりゃそうですね。」と納得の父
メンタルの話は怒りの感情のメカニズムも話し
90歳にして初めて聞いたような父の様子に
話してる私が楽しんでたかも♡
楽しむ努力。
これは父の人生をえぐるような話だから
細心の注意しながら話しました(笑
父の時代には、楽しむというより
生きることの方が重要だった。
だから父にとって「努力」とは...
90歳になってやるものじゃないと思ってた。
楽しむ努力で全てが上手くいくこと
理解してもらう説明に一番時間かかった(笑
楽しむ努力の話が終わった時
父 「謎が解けました!」
「あなたは私よりずっと前から」
「楽しむ努力してたんですね。」
私がどうして怒らないのか
なぜいつも楽しそうにしてるのか
いつどこで私が変わったのか
謎だったらしい(笑
私も父に続いて
私 「私も謎がとけたわ!」
父 「なんの謎ですか?」
私 「なぜ親子関係が一番薄い私のところへ来た?」
「神さまが父ちゃんに課したミッションや!」
「最期にメンタル鍛えて人生整えなさいってね」
「そうじゃないとお迎えはけぇ~へんで」笑
父 「メンタル鍛えなあの世にいけない?」
私 「そうや。そこから逃げて来たんちゃう?」
父 「・・・・」
私 「神さまは、なにやっても逃げるから」
「私のところに寄越したんやわ~」笑
「ここじゃ、逃がしてもらわれへんもんな」笑
父 「そうなら私も諦めます...(_ _;)」
父にはストレスにならないよう
私 「ご機嫌さんな私のところで楽しむ努力」
「己と戦うだけなんやからいいやぁ~ん♡」
父 「そう思うことにしますわ」
...こういうとこ素直
仲直りした後は、
父が何か言葉にするたびに
私 「暗い! 明るく、もう一回!」
「はい! ずっと笑っとくねん!」
既にトレーニングSTART
父は半ばやけくそな感じですが
徐々に馴染んでくるでしょう(笑
コツコツ継続には自信あります♡
夕方、高校野球の準々決勝
大阪桐蔭 × 下関国際の試合を見てた時
いい試合してたんです
下関国際のプレーに歓声上げてる私に
父 「なんで大阪を応援せ~へんのですか?」
...そう聞くので
知り合いおらんし、同点になって
おもしろい試合の方が楽しいやん!
延長戦にもちこんでほしい~!!!
父 「あんたは、楽しいのがええんですね。」
90歳の父、学ぼうとしてるようです(笑
でも、そういうことじゃないんですけどね (^^;)
夕飯は、お粥をやめて炊き立てご飯を
楽しい会話しながら二人でいただきました。
私の夏休みは仕事以上にタフで
講演企画より念入りな筋書きに
頭をつかった1週間でした。