30代の男性からの相談は
携帯依存症から脱したいという深刻な悩み
一日置きに5000文字を超える長文をSNSに投稿し
記事は日に日に長文化していき、
記載の内容も過激で暴力的
そのうち虚言壁も現れ
自分を偽って妄想の世界へ．．．
それでも彼は自分自身のことを
ちゃんと分析できていて理解し
自己肯定感を求めているのだと。
そんな自分をなんとかしたいけれど
どうにもできないジレンマがストレスに。
私の場合は依存どころか拒否反応してますが
状況や気持ちはわかります。
ネット上では自分の素性を明らかにしないまま
自由に自分を装うことができる仮想の世界
そんな場所があれば、装ってみたくなるものです。
違う自分、理想の自分．．．
人間らしいと言えば人間らしい。
ただ、そこにはリアルと仮想の自分のギャップが
自分を苦しめることになるのだと思います
人間は身の丈の自分を受け入れるのが苦手。
『自分は、本当はこんなじゃない』
『もっと認められて当然の努力をしてる』
そう思って生きてるのだと。
それが自己肯定感だったり承認要求だったり。
SNS依存症という病名を付けるのは簡単だけど
ストレスを回避したいのなら病名を付けて
病気の責任にして終わらせても改善にならないから
仮装の自分とリアルの自分のギャップにストレス感じたら
仮装の自分をリアルに近づける努力をするより
もっと簡単な方法がある。
それは．．．
「小さな幸せ探し」
食事をしながら、
こんなにおいしいごはんを食べられる幸せ
ゆっくり食事を楽しめる時間があることへの幸せ
職場の同僚を眺めながら
いろんな人と関われる幸せ
誰かと会話できる幸せ
朝起きて、
苦痛なく行動できる健康への幸せ
朝陽を浴びて気持ちいいと思える幸せ
誰かの「おはよう」「おつかれさま」
自分の存在を意識してくれる人の存在に幸せ
朝起きて寝るまで、
誰のサポートもなく自分で行動できる幸せ
自己肯定とは．．．
そんな小さな幸せをたくさん見つけるたびに
自分で自分を認めることから始まります。
理想の自分じゃなく身の丈の自分を受け入れてあげること。
それが人間にとって何よ幸せなこと
「こう在りたい」 より 「これが有難い」
小さな幸せ探しを続けると
今の自分が好きになれます。
今の身の丈の自分が好きになったら
人は、もっと好きになれる努力を見つけます
順番があります。
今のありのままの自分を受け入れること。
それは簡単なようで難しいことですが
自分の身の丈を知り、受け入れることは
幸せの第一歩。
幸せって形じゃないんだよな～
自分自身がストレスフリーであることを意味していて
自分にとってのストレスが何かは人それぞれ。
お金持ちが幸せかといえば
決してそうではなくて、あればあるで悩みも不安もあって。
完璧で羨ましい人がいたとしても
当の本人はそれを維持するのに抱えきれない不安を持ってたりもする。
ネットは自分とは違う自分を演じさせてくれるものかもだけど
それは仮想の世界のおとぎ話みたいなもの。
自分とは違う自分を文字化するなら
自分が俳優か作家だと思って書くのがおススメね。
そこにリアルな自分を求めるのは、おススメしない。
もし、そこのギャップを求めてストレス感じるなら
小さな幸せ探しをしてリアルな自分を受け入れてあげて。
自己肯定感は必ず上がる！
明石家さんまさんじゃないけど
「生きてるだけで丸儲け！」
私も同感よ。
後は考え方次第でいくらでも人生楽しめる。
ネット上の誰かの章なんて
ほとんど承認要求ばかりなんだから
それをそのまま自分に当てはめて比較するのは
映画や小説をリアルに反映させるのと同じことよ。
最近の私は、小さな幸せ探しが得意
理由は、お年頃なのかしら♡
