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2019.04.05 お金

口約束でも契約として成立するの?

 

 

 

「口約束も契約になりますか?」

 

法的に契約として有効です

しかし、それを証明するのが難しいだけ

 

 

 

 

結婚を前提にお付き合をしていた

車と住宅を彼女名義でローンを組み買う。

 

 

 

その時彼は、

もし将来的に分かれることがあったら

自分が車も住宅も支払いをして引き取ると言った。

 

 

結婚する前に分かれることになった。

 

住宅には今、彼が住み

車は彼女のもとに

 

 

 

彼から、車は必要だから名義は変えず自分がローンを自分が払うというけれど、彼女には不安があったから断ったそう。

 

住宅を引き取ってほしいと彼女が言うと、結婚した後の条件であって、結婚していないから引き取らない。逆に頭金として出したお金を返してほしいという彼。

 

 

 

こういう時に依頼するのが「弁護士」

 

そう伝えると驚く彼女は、

「裁判までは考えてないんです。」

 

 

 

 

裁判する時に依頼するのが弁護士ではありませんよ。

 

誰かともめて解決が見えない時、

意見が平行線の当事者同士が話合っても

感情論からよけい問題が複雑化します。

 

 

それはお互いの常識やルールの上で話すから

お互いの意見が交わらないのは当然です。

 

 

 

 

弁護士に依頼するのは、

法的観点で話合いを整理してもらうため。

 

直接話をしないことで冷静にもなれますし、

自分達の常識やルールではなく法律上の判断であれば

お互いに受け入れたり理解できるケースは多いもの。

 

 

 

 

 

逆に、なんでもすぐに「裁判しましょう!」

こんなことをいう弁護士さんは要注意。

 

弁護士さんだってお金儲けですから。

 

 

 

 

話合いを治めてもらうのにも費用が発生しますが

皆さんが想像するほど高額ではありません。

 

依頼する際には、遠慮せず費用を確認ください。

見積書でなくても費用を書面でもらうことも大切です。

 

 

 

 

 

 

ストレスを抱える時間は

減らした方がいいに決まってますから。