「口約束も契約になりますか?」
法的に契約として有効です
しかし、それを証明するのが難しいだけ
結婚を前提にお付き合をしていた
車と住宅を彼女名義でローンを組み買う。
その時彼は、
もし将来的に分かれることがあったら
自分が車も住宅も支払いをして引き取ると言った。
結婚する前に分かれることになった。
住宅には今、彼が住み
車は彼女のもとに
彼から、車は必要だから名義は変えず自分がローンを自分が払うというけれど、彼女には不安があったから断ったそう。
住宅を引き取ってほしいと彼女が言うと、結婚した後の条件であって、結婚していないから引き取らない。逆に頭金として出したお金を返してほしいという彼。
こういう時に依頼するのが「弁護士」
そう伝えると驚く彼女は、
「裁判までは考えてないんです。」
裁判する時に依頼するのが弁護士ではありませんよ。
誰かともめて解決が見えない時、
意見が平行線の当事者同士が話合っても
感情論からよけい問題が複雑化します。
それはお互いの常識やルールの上で話すから
お互いの意見が交わらないのは当然です。
弁護士に依頼するのは、
法的観点で話合いを整理してもらうため。
直接話をしないことで冷静にもなれますし、
自分達の常識やルールではなく法律上の判断であれば
お互いに受け入れたり理解できるケースは多いもの。
逆に、なんでもすぐに「裁判しましょう!」
こんなことをいう弁護士さんは要注意。
弁護士さんだってお金儲けですから。
話合いを治めてもらうのにも費用が発生しますが
皆さんが想像するほど高額ではありません。
依頼する際には、遠慮せず費用を確認ください。
見積書でなくても費用を書面でもらうことも大切です。
ストレスを抱える時間は
減らした方がいいに決まってますから。