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2019.03.18 子育て

子育ての頑張り過ぎはやめて

 

 

最近、児童虐待のニュースをよく耳にします。

 

 

子育てに悩まない人はいません。

 

育ててもらった経験はあっても

育てるのは初体験だから当り前のことです。

 

 

 

 

正しい答えはないし

時代や環境や条件によっても子育てはそれぞれ

子どもが生まれもった個性だってそれぞれ

 

 

 

 

 

少し前、子育てに悩むママからのご相談

出産直後から始まったマタニティーブルー

育児ノイローゼかもというママ

 

 

 

抱っこするのも嫌になり出来なくて

子どもは悪くないのにイライラして手をあげそうになると

 

 

 

そんなことを誰かに相談することもできず

ご主人にも上手く説明ができなくて

両親には更に言えなかったそう。

 

 

一人で悩んでいたママ。

 

 

 

 

 

周囲には沢山の子育てママが

普通に子育てをしているのを見ていると

自分ができない嫌悪感を抱えていたのでしょう。

 

イメージする母親役ができなくて

自分を責めてばかりいたのでしょうね。

 

 

 

 

私が彼女にアドバイスしたのは、

頑張らなくていいから、頼っていいから

児童相談所に相談しなさいというものでした。

 

 

 

 

私のアドバイスに、

児童相談所に相談することは

子どもを捨てるのと同じだと感じていたそうです。

 

 

ご主人に児童相談所のことを話をしたことで

ご主人もやっとママの悩みの重さを理解したようで

児童相談所に相談することに夫婦で決めたそうです。

 

 

 

 

 

その後、子どもを一時児童相談所に預けることになり

子どものいない生活の中で少しずつ自分を見つめ

自分を取り戻していったそうです。

 

 

児童相談所にいる子どもと少しずつ会うようになり、

少しずつ自宅で一緒にすごすようになり

その時間を長くしていってるそう。

 

 

 

 

やっと、自分が困惑して

感情のコントロールできなかった自分が

どういう状態だったか理解できるようになれたそう

 

 

 

彼女曰く、何もかも完璧じゃないといけないと思っていたようで

自分の思う完璧ができない自分にストレスを感じていたんだと

子どもと距離を置く事で気付けたようです

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、児童虐待の話を見聞きすると

きっと悪いということを分かりつつも

自分をコントロールできなくなっているんだろうと感じる。

 

 

 

普通がなにかもわからないまま

自分のイメージする普通ができないことに

どんどん自分を追いつめて悪循環になってるとも思う。

 

 

 

 

 

頑張ってない人なんていないと思っていて

みんな自分なりに頑張っているはず。

 

 

子育てが思うようにいかなくて

自分の感情をコントロールできないなら

それ以上、頑張ろうとしないで

 

 

各地域にある児童相談所に相談してください。

 

 

児童相談所は、みなさんを責めることはしません。

皆さんのことをダメな親だとも思ったりもしません。

子どもを親から取り上げるなんてこともしません。

 

 

職員の人は皆、

子どもには親が必要だと誰より感じておられ

親子のいい関係ができるようサポートしてくれます。

 

 

 

 

 

頑張ることも自分を責めることも

今すべきことではありません。

 

今すべきことは、誰かに頼る勇気をもつこと