80歳のご両親が、
一人で生きて行けないだろう子どものために
自分達の人生には何もいらないからと
子どものためにできるだけ多くを残してやりたいと。
ご両親のご相談される言葉は
私の胸を締め付ける
でも...
ご両親の視点と考える順番は間違ってる。
子どもさんが一人では生きていけない
そう設定してるのはご両親
お父さんとお母さんに考えてほしい順番は、
子どもが一人で生きていけないと設定することではなく
まずは、子どもが一人で生きていくために身に付けられる可能性
どれだけの金品を、
与えるのか、残すかは最後に考えること。
人は無限の可能性を秘めている生き物
その可能性は時に自らの甘えで失う事がある。
失うことを促すサポートではなく
生み出すことをサポートしながら
自分に生きる力があることを教えてあげてください。
夫婦が産み育てた子どもでも
人間として年齢的にはすっかり大人
生きる理由を見つけさせてあげてください。
それは本人の自信や喜びに変わるものだから。
最後に、どうしても足りない分だけ
お父さんお母さんの余ったものを残してあげて
与えるだけが優しさではないから...