今日のご相談Blog

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2018.10.22 思考

日本の夫婦について

 

 

夫婦についての相談は、

夫婦一緒に相談があるわけじゃなくて

いつも、妻か夫かどちらか一方と話すのが普通

 

 

 

 

私が...

奥さんやご主人がどう思ってるのか?

どう考えているのか?

 

問いかけても明確な答えは返ってくることはない。

 

 

相談の内容は、

夫か妻のどちらか一方の言い分に過ぎない。

 

 

 

 

 

 

長く相談対応していると

「喧嘩両成敗」 という文字がよく頭に浮かぶ

 

同時に浮かんでくるのは

「夫婦は似た者同士」

 

 

 

 

 

 

夫婦がそれぞれ相手に望んでいることは

実は相手も同じことを望んでいる事だったりする。

 

 

 

 

日本人の夫婦は、

子どもや他人の話はしても

往々にして夫婦についての会話をしない。

 

 

特に着地点の見えない嫌な話になると

感情論を避けて話すことすらしていない。

 

 

 

 

感情を刺激する問題が起こると

 

冷却時間を置き

何もなかったかのように過ごす

 

冷却は、感情の温度が下がることを意味し、

感情的に話さなくていい状態になった時、問題について話合うための期間。

 

 

 

しかし、日本人夫婦のそれは冷却時間ではなく

「冷凍時間」 だと感じる。

 

 

 

 

冷凍時間は、なんの解決にもならないばかりか

長い期間放置され問題はそのままの状態で残っている。

 

問題の数が増えていけば、

解凍しても話合うきっかけさえ見つけられなくなっている

 

 

 

 

 

 

日本人の夫婦は、

夫婦の話合いを面倒だと言う。

 

 

面倒だから避けていては

お互いの関係を育むことはできない。

 

 

 

 

 

別々の人生を生きて来た

環境も価値観も考え方も異なる人間同士が

一緒に楽しく生きていくためには

 

いろんな異なるザラザラした部分を

擦り合って

削り合って

スムースにするしかない。

 

 

 

それをいつするのか?

どれくらいの時間でするのか?

 

 

夫婦それぞれ、

時期もかける時間も異なる。

 

 

 

 

何十年もの時間を過ごす相手なら

問題から逃げずに話合い調整を繰り返す

それだけで未来の楽しい人生は生まれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの人に何を言っても無理よ」

長年一緒にいた後、それはあまりに淋しい言葉