自然に溶け込むような旅だった
ルーペでミクロの世界を覗いてみたら
そこに小さな命がたくさんあった
私が生きることのできない年月を過ごした
命の先輩が森にはたくさん
目にとまらないゆっくりとしたスピードで
小さな命たちが大きな自然をつくっていた
それを自分の目で見ながら、
自分も自然の一部だと感じた
最後にロープウェイで大きな自然を見に行った
森は山になっていて
遥か向こうには世界とつながってる海が見えた
この景色が出来上がるまでに
どれくらいの時間をかけたのかな?
そう思うと自然を大切にしたくなった。
自然の中にハートを見つけた
ハートの上で、小さな蟻がウロウロ
なにしてるの? と聞きたい
答えを言葉にしてほしくなった。
上を見あげたら
透き通る薄い新緑の紅葉が
重なり合って濃淡を表現してた
こんなに透き通った葉も
夏になれば光を通さなくなるのよね
大人になるにつれ何も通さなくなる
どこか人の心と似ているな
帰り道は緑のトンネルが続く
木の葉が風に揺れて木漏れ日がキラキラ
どんなイルミネーションにも負けない
自然にしかつくれない光のオーナメント
気持ちが重力から解放される
来てよかった