夜、叔母からの電話は
「聞いてぇ〜」からはじまった
叔母はずっと先生。
70歳になった今も大学で教師を夢見る子どもの大応援団として先生をやってます
はなきりんの活動をするようになってから、叔母のスゴさを知ることになった。
叔母はとにかく子どもが大好き。
定年までは小学校の先生、教頭、校長をして、定年後は大学で教師を目指す学生の就活指導をしてるんだけど
担当した学生は、なんとしても先生になれるように育て、サポートし、就職させてしまうんだけど、それで終わらない…
空いた時間や休みの日には、就職させた子どもたちが仕事する全国の学校へ自費で出かけてって、現場で指導したり相談のったり
なんでそこまでできるの〜? って聞くと、叔母はいつも楽しそうに 「気になるやぁ〜ん」と答える
学校訪問した時に子ども達から「先生の先生〜」って呼ばれるのがたまらないらしい
今回、立場が変わり叔母3回目の定年
毎年この時期に卒業生達とちょっとしたお祝いの会をするらしく
「サプライズがあってん!」 嬉しそう♡
全国から100人以上の卒業生が定年のお祝いサプライズに駆けつけてくれたらしく、電話口でも感動はまだ続いてるのが伝わってきた
でも叔母は、自分は特別なことはしてないと本気で思っていて、自分がこんな風に仕事していられるのは叔父が許してくれてるからだと感謝すらしてますから
生徒たちのサプライズは不思議でしかなかったんだろうなぁ〜
「泣いた?」 って聞いたら
「泣いたよ〜! でもちょっとだけ」
なんでッ⁉︎
「そこは泣いたらあかん#∞*÷☆」
先生のプライドなんでしょうか?
そんな可愛い叔母は、
なんにでもイチイチ感動するし
興味のないことは聞いてないし
怒ってると思ったら笑ってるし
付き合うと振り回されてしまいます(笑
子どもみたいに純粋な叔母はもうすぐ71歳
「すごいな〜 」 私が言うといつも
「麻美も頑張りや〜っ!」
そう言われるけど
私はそんな20年後が想像できない
感動の話をして電話を切る時、
「聞いてくれて、ありがとう〜♡」 だって
なんて素直なのぉ〜
どうしてそんな風に歳を重ねられるの