朝、
サンドイッチをかじりながら
搭乗口でぼ~っと外を見てた

前は、この景色が日常だった
日常は一変するものね
あの頃は疑いもなく
あの日常がずっと続くと思ってた
遠い未来に変化するとわかっていても
それをリアルに想像することはなかった
飛行機に乗ってる時間の方が長くない?
そんな海外出張はいつものこと
機内でどうリフレッシュするか
仕事より重要な私の課題
自分が地球のどこにいるのか
気にすることなくDoor to Door
大切なのはSchedule timeだけ
海外のある場所では
飛行機は電車のようなもの
座席すら決まってなくて
時間になれば
搭乗確認なく飛び立つ
CAさんいたっけ?
飛行機のチケットも
新幹線のExpress予約レベルで
格安をサクサク予約してたっけ
関空で搭乗するときはいつも
空港のアナウンスでフルネーム呼ばれ
グランドスタッフが
「大田さま走ってください」
いつもギリギリに空港到着で
搭乗口まで走ってたっけ...
...遠い昔のお話
日常や習慣ってすごいね。
今は鹿児島往復の飛行機も
予約からモタモタ
出発の30分前に搭乗口に着いて
サンドイッチ頬張ってるんだから
昔は鹿児島は日帰りコース
朝の飛行機で打合せをして
夕方の便で帰ってきてたのに
離陸から着陸まで
窓の外を見ることもなかったのに

入道雲がそびえたつ様子を
写真に収めてる今の私
どれも同じ高度から
立ち上がってるのを見て
温度としつどが関係しているのか?
どこかの学者のように考えてた
あのころとは全く違う日常に
懐かしさとちょっとした一服感。
「頑張ってたよ!」 と昔の自分に想う
空港にはメンバーが迎えに来てくれていて
打合せ前のランチにThe鹿児島ランチ!
竹亭へ連れてってくれた

かなりのボリュームで
お肉の甘さに地団太踏んでると
メンバーから
「子供みたいで恥ずかしいから...」
注意されましたが別物でした
満身創痍で2泊3日のMTGへ

ところが!
お利口揃いなのか...
3時間でMTGは終わってしまった。
翌日どうする?
夜は一人追加参加で
新鮮な海鮮を住宅街の中にある
常連さんしか来ないお店へ...

鹿児島メンバー達も
週末の休日返上のMTGだし
既に打合せは終了したんだし
明日のMTGキャンセルで休んでと...
なら!
鹿児島で食べてほしいラーメン
夕食食べた直後に行こうという。
行列だったから断念
「なら!お蕎麦を食べに行こう!」
完全に目的がすり替わってます
夕食食べた直後なのに
お蕎麦の大盛り食べました。
チラッと見える右のかつ丼
食べてるし...

2泊3日の予定だった鹿児島
日帰りでもよかった感じで終わり
飛行機をキャンセルしようにも
なんだかチケットバリエーション多くて
私が予約したのはキャンセル不可チケット
2泊目のホテルはキャンセル料50%で処理
昔、私が頻繁に利用してた
現実逃避お宿を調べると
昔の2倍強価格
予約する覚悟決まらず
飛行機チケット捨てて翌日
新幹線で帰る覚悟した到着日だった
翌日、約4時間かけ
新幹線で大阪へ帰って来た
駅を出ると見える温度看板

「39℃...」
日本って、夏こんな気温だった?
まるでアメリカのデスバレーだわ!
呼吸をするだけで
喉が火傷しそうな温度
ACの効いた涼しい家で
引きこもりしてるのが
日本の夏の過ごし方♡
大変なことがあればあるほど
休日の至福度が上がる矛盾
それでも私は幸せだった♡
休み明けの今日は
溜まりに溜まったメールを横目に
期限付きの業務に釘づけになりながら
3本のMTGをこなしてた。
これが今の私の日常
少し前とは変わらないけど
10年単位の昔を振り返ると
一変してる日常がおもしろい
10年後の私は
また今から一変してるのも楽しみ♡
