いろんな出会いがありました。
時には、想定外の出会いも
その一つが
ボクシングジム
スポーツは好きですが
ボクシングやプロレスには
全く興味がなかった私の前に
ある日突然、
ボクシングジム会長が現れました。
もう16年くらい前の話
私は、このボクシングジムに所属する
当時、世界チャンピオンだったボクサーの
応援事務局をすることになったのでした。
TVで放映されるボクシング
私の好きなスポーツとは異なり
エンターテイメント的なイメージ
耳に届くファイトマネーも高額で
華やかな世界...という印象だった
やると決めたら
どこまでもトコトンな性格ですから
応援事務局も本気で取り組んでた私
気が付いた時には
ボクサーやトレーナー達
ジム丸ごとサポートしてた(笑
少しずつボクシングが何かを知り
試合を組む大変さや業界ルールの存在
TV放映されるか否かの判断基準
スポンサーの存在など...
チャンピオンベルトを獲るにも
ボクサー自身の力量だけでなく
マッチメイクが重要なこと
ランキング外のボクサー達は
試合する際のファイトマネーはチケット。
そのチケットを売らないとお金にならない
チャンピオンになったとしても
稼げるわけではないのに防衛戦は必須
ジムの運営が大変だということも知った。
中に入ってみないとわからないこと
見えなかったことだらけに驚いた
過去のことを正確に記憶できない私
3~4年サポートしていたのか?
そんなボクサーやジムのサポートで
一番面倒だったのが何を隠そう
ジムを運営する「会長」
口は悪いし話も長い...
破天荒で何を言いだすかわからない
使えるものはトコトン使い倒す
見た目も強面(笑
ボクシングジムを盛り上げるために
歌まで歌いだしCDだって出した!

エダガワタカシだから「ET」
今年の6/1にライブするらしい
もちろんチケット購入必要
私は講演の予定が入ってたので
お断りさせていただきました(笑
なんで、そんな人のサポートするの?
表面的にはとんでもない風の会長ですが...
人としての部分が整ってる人で
態度とは裏腹のボクサー愛が凄い
先日、会長から電話があり
「依頼と、協力と、支援のお願いがあるねん」
私 「どれも、一緒やん!」
会長 「ちゃうちゃう。微妙にちゃうねん」
ジムのボクサーの試合があるから
そのスポンサー協力のお願いと
シレっとコンサートチケット営業
会長が私に電話してくる内容は
16年前から全く変わってない
で、仕返しのつもりで
「お寿司おごって!」と言ってみた
何年ぶりかも記憶にないけど
リアルで会った

横並びでわからなかったけど
お寿司屋さんの大将が
写真を撮ってくれた後
画像チェックした時...
私 「会長、老けたなぁ~‼‼‼‼」
会長 「なにいうてんねん!」
「大田さんもオバハンやんか‼‼‼」
10年以上経ってても
なにも変わってません (><")
あの頃、大変だったけど
今となっては笑いネタの宝庫
お互いに出会うはずのない相手
今もまた世界チャンピオンが所属。
諦めが悪いというかトコトンな性格も
似てるなぁ~ってよく思ったものです
私たちの会話や意見はいつも噛み合わず
互いに一方通行で言いたいことをいう
会長は未だに隙あらば、
私に現役ボクサーと会わせようとする
大人になった私はその結路がわかるので
全力で、そして軽く交わしながら阻止!
同じことを2度するのは性分ではなく
過去一回の経験で十分なのです♡
ボクシングファンよりも
私はボクシングのことを知っている(笑
※活用する場はないけれど
TVでボクシングを観ると
試合よりスポンサー席ばかり見てしまう(笑

