昨日はお休みいただいてました。
週末にはハプニング!
今日は昨日のトレーニングで
腕と脹脛がとんでもない筋肉痛
(タイピングに支障でてます)笑
今日の記事は、
週末のハプニングを書くと決めていて
日本がいかに安全な国で
危機管理ができていないかを
改めて感じたできごとでした。
日曜日は今年初めて
愛知県でのセミナー講演でした。
先週は、寒波でダイヤが乱れてから
いつも、そんなことしないのに...
早めに自宅を出た。
新大阪駅に着いたのは
予定時間の20分も前
いつも行列のスタバに並びたくなくて
スタバをモバイルオーダー利用して
ピックアップして隣の待合室で座って
LINEチェックと返信をしていた
スマホは恐ろしく時間消費が早く
気が付けば発車2分前だと気付き
慌ててホームに移動
予定通りの新幹線に乗り
講演台本をチェックしようと思ったら...
「ない。」
サブバッグがそこに無かった。
バッグの中には、台本の他にも
講演で使用する資料と
車中で食べるはずのお弁当
参加者さんに渡す名刺
しばらくは、
サブバッグが無いことを
受け入れることができない私。
記憶力の無い自分の記憶を辿ると
待合室の椅子しか考えられなかった...
諦めたくなかったけど
探しても見つかるはずもなく
諦めたのは京都駅辺り...
その時の私の頭の中
「ちょっと待ってよ~」
「今日の講演、4時間半!」
「久しぶりに話をする講演よ...」
「資料も名刺もなくて段取狂うし...」
そのセミナーは住宅計画。
もう23年講演続けてるものですが
4時間半の内容は事前準備は不可欠
(記憶力が欠落してる私ですから)
それでも、受講者さんは
参考にしたくて参加されるわけで
ひとり4時間半の時間を私は奪うわけです
私の中の未練を断ち切りスイッチを切り替え
23年の記憶を元に講演Checkを始めた。
人間の切り替えと集中力ってすごい!
お弁当購入した小さなレシートの裏に
講演内容ポイントを順番に書いた
記憶力が悪いというのは言い訳ね。
切羽詰まればなんとかなると知りました
講演構成を間違えることなく
4時間半の講演を終えることができた
でも講演台本は返してほしい。
台本を書いたノートは2019年~の
私のスケジュール管理の中の6ページ
名古屋駅に迎えにきてくれたメンバーに
事情を話し、会場までの移動中に
JR東海の落とし物連絡先に電話
スマホからも登録できる知り登録。
サブバッグには金品が入ってないから
きっと戻ってくると思うのは「日本人」だから
その日の夜には
JR東海からメールが届いてた
神さまの存在を感じました。
お弁当は破棄されると書いてありましたが
実は...
お昼ごはんは「食べるな!」
神さまからのメッセージと受取り
朝からスタバのみで講演していましたので
既に私の中でお弁当は価値がなかった
翌日には、
着払いの宅配でサブバッグが
我家に戻ってきました。
デジタル化が嬉しいと思った瞬間。
そして、自身の危機感のなさを反省する。
海外では、
失ったものが戻ることはありません。
目の届かないところに
バッグを置きっぱなしにしたり
手から荷物を放すなんて...
海外では、
手に持ってる荷物ですら
注意してないとスリにあいます
30代にParisでメトロに乗った時
車中で女性から「What time?」と聞かれ
私が腕時計を見た瞬間、肩掛けポーチから
財布をすられそうになった記憶がよみがえった
結果、未然に防げたのですが...
海外でのあの緊張感
すっかり忘れてる
仕事で海外をウロウロして
日本は本当に安全で人に優しい国です。
すっかり忘れてしまっていました。
ラオスに行った時は、
警官か民兵に銃口を向けられました
ローマに行った時は
タクシー代をぼったくられそうになった
ブラジルに行った時は
どうみても怖い車に追いかけられ
アメリカでは、ひったくりと
スーツケースを取り合いもした
カナダでは、
バッグをひったくられそうになり
こけて足と顔をすりむいた
バングラディッシュでは
飛行機に預けた荷物が消えた
まだまだありますが、
日本にいると気が緩みます
グローバルな危機管理は
これからの日本では必要だと思った
前職で現地法人があったカナダで
私がカルチャーショックだった第一位は...
「銀行を信用してはいけない」
日本で銀行から振り込み処理すると
それで安心してしまうのでは?
現地では、受取り・着金確認するまで
安心できないのが当たり前でした。
他にも、
キッチンの交換を業者に依頼したら...
業者は、古いキッチンを持ち出し
新しいキッチンを設置し帰ろうとした
設置交換されたキッチンをチェックすると
配管がまったく接続されていないのです。
「ちょっとまって! お水出ないんだけど?」
...そう業者に質問すると
なんて返ってきたと思いますか?
「ちゃんと設置したじゃないか」
悪びれも無く顎でキッチンを見ろとばかり
「お水が出ないじゃない!」
...そう業者に伝えると
またまた悪びれも無く
「キッチンの交換設置は依頼をうけたけど」
「配管ジョイントまでは聞いてない」 ...というのです
日本の各契約書って
A4用紙数枚程度ですよね
海外の契約書って
10㎝厚ファイルぎっしりの枚数
事細かく書かれてあります
特にBusinessで契約を交わす際には
弁護士を入れCheckするのは当たり前
字が小さいとか一般的FORMだとか
読まないなんでありえない。
また、海外で通じない日本語2つ
「義理人情」 「わびさび」
これを、海外の人にどう説明しても
理解されることはなかった。
そう...
日本では当たり前の道徳観や倫理観
海外ではまったく意味をなさない
義理人情の話をした時に
アメリカ人からこんな質問をされた
(みなさんならなんて答えますか?)
「日本人は、昔のよしみで人を信用するのか?」
「そいつが、何十年どんな生活をしてたか知りもせずに?」
私はその話で盛り上がった時、
日本人には危機感が足りないし
グローバルで生きるには未熟すぎる...そう感じた
それでも、日本に長くいると
日本が当たり前になってしまうのも事実。
今回の私の忘れ物
海外だったらありえない失態
どうすればいいのかなぁ~?
そんな機会になりました