大田麻美のBlog

Mami Blog

2024.08.27

あなたは私と違うから価値がある

 

 

昨日から事務局に

新しいスタッフが参戦!

 

当会事務局は完全テレワークなので

今週はずっとon-lineで業務レクチャー

 

私もon-lineMTGが無い時間は

ずっとレクチャーを流し聞きしてる

 

 

事務局業務は、

私には絶対にできない!

 

団体運営のバックヤード業務は

想像を絶する業務を担ってる...

 

以前からわかっていますが

リアルに業務内容を聞いていると

確信に加え私の中にストレス発生(笑

 

 

私が事務業務に向いてない事は

社会人になり一ヶ月で気づいた。

 

社会人最初のお仕事先は

製薬会社の研究室でした

(想像できませんよね)笑

 

博士号をもつ上司たちが

薬品製造の研究・実験される

サポートが私のお仕事でした。

 

博士から指示のある

実験器具や薬品の準備、

簡単な試験を行い資料作成と報告、

製造工場からのサンプリングや研究誌検索

 

白衣が仕事着でした。

 

今の私を知る人は、

絶対に合わないと全員が言うでしょう。

 

その企業を選んだ理由は

バブル期で給与・賞与・昇給率が

一番よかった企業だったからというもの...

 

 

1ヶ月で向いてない事は自覚してた。

数ヶ月経てば...広大な工場の敷地を

自転車であちこち回っていろんな人とお喋り

食堂のおばちゃん達と仲良くなり時間つぶし

 

私の仕事の優先課題は

「いかに上手く怠けるか!」 でした(笑

 

博士と呼ばれる上司達は

と~っても優しいいい人でした。

 

 

研究室では濃度の高い薬品を使うので

揮発性がある薬品もあることから

定期的に健康診断がありまして

勤務半年の検診で

 

私の皮膚にアレルギー反応が発見され

退職することを決めました。

 

休むことなく転職をしましたが、

転職したのは営業職。

 

 

当時の女性求人雑誌の中で

一番、給与が高そうな会社を物色

 

すると...

「基本給 + 高給歩合」

と、書かれた文字が目に飛び込んできて

迷うことなく即面接に行き即決採用された。

 

この営業こそが、私の天職だった♡

 

バブル期の中、

ちょっとしたコミュニケーション能力があれば

営業スキルが無くてもモノが売れる時代

 

私は営業職を駆け上がり

1年もしないうちに所長になり、

更に売れば稼ぐことができる

基本給の無いフルコミッションの

厳しいと言われる世界に飛び込むことに...

 

フルコミッションの仕事は自営業みたいなもの

起業にハードルはなく25歳で会社を設立。

 

ここまでなら、シンデレラストーリー

神さまがそれを見過ごすわけはありません

 

 

起業した25歳の時には

既にバブルは崩壊していた時期

 

「私は営業の天才だ!」  ...という

根拠のない自信は木端微塵になり

私の能力ではなくバブルの仕業と

自覚することになったわけです。

 

 

起業は結婚と似ていて

するのは簡単だけど辞めるのは大変!

 

想像もしていなかった

とんでもないお祭り騒ぎのような

20代~30代を経験させていただいた。

 

 

それでも私には、

研究職や事務職は合わないことを

会社経営しながらイチイチ痛感してた。

 

私がofficeのコピー機に近づくと

スタッフから 「なにされるんですか?」と聞かれ

 

コピーをとるのだと伝えると

ミスプリで紙がもったいないから

私たちに指示してくださいと言われた... (_ _")

(心の中でコピーくらいできるわ!って言い返してた)

 

私が事務的な仕事をしようとすると

全てスタッフに取り上げられた。

 

だから、

私がofficeで暇そうにしていると

スタッフ達は迷惑そうな態度だった(笑

 

 

そんなこともあり、

私は事務作業というものをしてこなかった。

スケジュール管理も手配も全てお任せ状態。

私が指示しなくても勝手に物事が進んでいた

 

 

が、しかし! 今!

私は!

 

一日中PCにかじりついて仕事をしてる。

それを前職のスタッフと食事した時に話すと...

 

「社長がPCで、なにやるんですか?」

本気で質問された...

 

ゲームかYouTubeでも観てるのか?

くらいの勢いで聞かれた

 

私が自慢気に詳細を説明するも

まったく信用されていないのがわかる。

まるで私が嘘をついているかのような態度

 

 

そりゃそうですよね...

出張のホテル予約から交通アクセスまで

ファイルで書類と一緒に渡されていたのですから。

家でいうところの昭和の関白旦那状態

 

 

開き直るわけではありませんが

誰にだって得意と苦手があります。

得意を延ばせばいいのです!

 

未だ管理や手配業務は苦手で時間を要します。

短いLINE文章でも必ず誤字だってあります。

このBlogを読んでくださる方なら既にご存知

 

申しわけないのですが、

私は苦手を伸ばそうと思ったことがありません。

人に迷惑をかける短所は長所に変換しますが

努力しても改善見込の無い苦手は放置してます。

 

 

今の事務局スタッフにも

苦手な事は「ゴメン!」でやり過ごし

「得意な事で挽回するから!」と言い切り

自分の得意分野にプレッシャーかけてます(笑

 

 

何でも出来る人って、いるかもだけど

きっとそれは万遍なくできてるだけだと

これまで出会ってきた人を見て思う。

 

万遍なくできる人より

なにか得意が突出してる人の方が

絶対に生きやすいと思う。

 

出来ない部分を補ってくれる人が

いつも必ず近くにいてくれるわけだし

そこに感謝の気持ちも生まれ尊敬もする。

 

なんでもできちゃったら

人として大切な何かが欠落しそう

 

「あなたはひとりで生きていける」

なぁ~んて淋しい言葉を言われなくて済む

 

 

みなさんの得意はなに?

 

 

 

 

 

 

 

 

~Today’s「親子 STORY」~

※2021年12月25日から突然始まった介護同居
※2024年6月7日に介護同居終了で入院

※2024年8月5日逝去

 

妹からの父訃報手紙を読んだ伯母から

電話がかかってきました。

 

伯母は、私の母の姉で父と同い年。

 

 

伯母 「お父さん亡くなったんやて~」

「淋しいわぁ~」

「なんで私まだ生きてんねやろ」

「もういつ死んでもええのに」

 

みなさんなら、なんて応えますか?

 

 

 

 

私  「わかるわぁ~その気持ち」

「歳を取れば出来ないことが増えるし」

「頼みたくなくても誰かに頼らなあかんし」

「お父さんも、よ~そぉ言うてたわ」

 

伯母 「お父さんも言うてた?」

 

私  「しょっちゅう~言うてた!」

「なんなら、殺してくれ!って」

「傍迷惑なことも言うてたで」

 

伯母 「あんた、そういう時なんて言うてたん?」

 

私  「なんで私がお父さん殺して牢屋入らなあかんの!」

「大迷惑やわ! って言うてベランダの窓開けて」

「あそこから飛び降りて自分で死に!って言うた」

 

伯母 爆笑

「ほんだら、お父さんどうしはんの?」

 

私  「それは違う!って言うねん」

「結局、自分で死ぬ覚悟はないねん」

 

伯母 「私も、お父さんと一緒やなぁ~」

 

私  「一緒や!」

「神さまがお迎えにけぇ~へん理由があるねん」

「周りに迷惑かけて長生きに挑戦や!」

 

伯母 「私は、そぉ~はいかん...」

 

 

伯母は、長男家族と同居しているので

嫁姑の難しい関係があるわけなんですね。

 

私  「かまへん!迷惑かけたらええねん」

「死んだときに、私と一緒で涙一つ出さず」

「あぁ~やり切った!って思うんやから」

「迷惑かける方が死んだら感謝される。」

「嫁に恨まれてても、死んだらわからん。」

 

伯母 「あんたみたいな考え方でけへんわ私...」

 

 

 

そうなんです。伯母は父とは違い

昔のBlogに書いた通り、メンタルが強く凛とした人

 

 

 

 

伯母の部屋にある机に貼られた

自分への戒めの為に書かれた教訓

 

そして入院や亡くなった時の

必要な着替えや小物の準備までしてる人。

 

 

 

 

嫁や家族に迷惑をかけたくないと思う伯母に

 

私  「嫁に迷惑かける状態になったら」

「私の家に来て暮らしッ!」

「私が介護したる!」

 

伯母 「そんな迷惑なことあらへんわ!」

 

私  「大丈夫!」

「2年半のお父さんの介護で、慣れたもんや!」

「笑って楽しいだけの毎日にしたる!」

「言いたい放題、やりたい放題やったらいいねん」

 

伯母 「怖いわ...」

 

私  「介護せんと伯母ちゃん亡くなったら」

「私、絶対に泣いてしまう。」

「でも、介護させてくれたら泣かんですむし」

 

伯母 「毎朝夕、畑行って規則正しい生活して」

「食べたいもんを適度にいただいて」

「長生きに挑戦して」

「迷惑かけんようにします。」

 

私  「私の家にけぇ~へんの?」

 

伯母 「行かへんッ!!!!」ピシャリ

 

 

 

私の言葉に威圧感があったのか

今すぐにでも私がなにかするとでも思ったのか

最後は断言して伯母が話を変えていました(笑

 

親族の間でも私は、

なにをやりだすかわからないヒヤヒヤする

超破天荒人間だと思われているようです♡

 

 

 

 

 

 

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