大田麻美のBlog

Mami Blog

2024.05.08

人生のどこかで学べればLucky

 

 

相談対応している醍醐味は

いい変化を間近で見れること

 

 

人っておもしろいもので

辛さや苦しさなど共感を求める方は

 

救急車呼んだ方がいいんじゃない?

そう思うくらいの声でお電話があったり

メールなら書籍になりそうな文章量です

 

怒りに満ちてる人は、

いきなりご自身のサビ部分から始まり

プロセスも行ったり来たりしますし

登場人物が多く展開も早いので

私が理解するのは皆無

 

そういう場合は間をおいて

「ご相談内容を先に教えてください」

...と割り込ませていただきます

 

 

 

 

相談対応を始めた頃は、

時間をかけてお話を聞き

理解に努めていたのですが...

 

いろんな相談に対応する中で

表面的な事情は問題を複雑にしてるだけで

本質的な相談者の感情原因さえ見つければ

アドバイスはそう多くないと気付きました。

 

例えば、表面的事情はどうであれ

認めてもらえない事への怒りや苦しさ

思い通りにならないことへのストレス

改善策が見えないもどかしさ

暗示にかけられたような自己嫌悪

 

 

「すべての因は我にあり」

経営の神様と言われた松下幸之助さんの言葉

他にも私の好きな言葉のひとつ「因果応報」

 

自分に起る善悪は全て自分が原因で

自分の今が未来を創るというもの

 

 

相談対応をする中で、

私は「自己責任追及」という言葉を

よく使うようになり私自身も

この考え方をするようになって

己との戦績が上がった

 

 

 

相談者へのアドバイスも

誰がどうではなくその人の感情に

アプローチした質問やアドバイスをすると

みるみる声のトーンが上がっていく様子が

嬉しくて仕方なくなるものです

 

ちょっとだけその人の人生に

関われたような気分になります♡

 

 

 

相談者と長くお付き合いすることは

そう多くはないのですが、時にはあって

きっと、一生忘れないだろういくつかのひとつは

 

年齢は定かではないけど30代の男性

「結婚したいけど、どうしたらいい?」

 

彼は私のセミナー受講者でした。

彼女もいない状態からの結婚を切望!

 

かなりの頻度で何年か対応しました。

その後、結婚されご夫婦で私の講演に

わざわざ参加して奥様を紹介してくれた

 

既にもう「母」の気持ち

嬉しすぎて涙しちゃいました

 

今はもう連絡はありませんし

名前も顔も記憶にないですが

その時の感動は鮮明に覚えてます♡

 

 

誰かのいい変化に関われるって

プライスレスな贈物です。

 

 

 

今日、講演担当する女性メンバーから

一通のメールが来て感動しました。

 

メンバーは相談者よりも身近で

もしかしたら友人・家族より身近な存在

 

毎日、いろんなメンバー達が

私の頭の中に現れます(笑

 

気になると、すぐに電話します。

待ちきれず確認することもあれば

「どぉ?最近?」なんて雑談したり

 

長いメンバーだと8年の付き合い

電話の第一声、メールの文章だけで

心模様が見えてきてしまう♡

 

 

その中の一人がメールの彼女。

最近、上昇気流をつかみかけてる人

 

講演企画の打合せをしていますが

経験談を盛り込む方がいいと話すと

 

自分で感じるいい変化について

メールで10項目書いてあって

それ一つ一つ読みながら...

 

そうだったよね。

ほんと!ホント!

 

思いだす出会った頃の彼女と

変化した今にひとり感動♡

 

その変化した自分を客観的に見て

昔のあなたが抱えてたいろいろを

チャレンジしてみたくなるように

伝えてほしいと依頼した

 

 

私は自分自身に置き換えても

確信していることがあります。

 

それは、

憧れに近い存在の人よりも

自分の少し先を行く人の話の方が

実践したくなるしプチ成功体験や

新しい世界を感じることができる

 

見せかけの幸せそうな偶像や

理論だらけで「で?」と言いたくなる話

そういうのじゃなく

 

「自分にもできるかも!」

「それ、やってみたい!」

そう思えることが学びだと思ってます

 

 

はなきりんが提供する学び場は

最初から、ちょっと先の学び

それが私の学びの基本

 

 

誰もが認める成功者に講師を依頼しても

聴いたところで、一足飛びは無理だし

それを日常に取り入れるのは皆無。

 

遠くの目標も必要だけれど

着実にその目標を達成するためには

少し先の目標をクリアし続ける方が近道

 

 

20代の私が今の私が知ることを

全て聞いたとしても達成は無理

必要な時間と経験の順番があるから

 

メンバー達は、

いろんな変化や成長を見せてくれる

私よりずっと伝えるチカラがある

 

特別ではなく

ちょっと先を行く人

...だからこその経験の方が誰かの役に立つ

 

 

自分を「こんなもの」だと思わないでほしい

人間の能力は無限大だと言った人がいますが

私は深い言葉だなと思います

 

自分になにが出来るかよりも

何を経験するかだと学びました♡

 

後は...

「自分にもできるかも!」

「それ、やってみたい!」

そう思えることとの出会いだけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~Today’s「親子 STORY」~

※2021年12月25日から突然始まった介護同居

 

昨日のBlogの反応がすごかった...

ちょっとリアルに書きすぎたと反省してます。

 

それでも、考え方次第で

介護も学びになりますので

不良介護講座へ参加ください♡

 

 

 

改めて、繰り返し書きますが

私の父は、頑固で堅物で自己中心

話す言葉は上から目線で断言口調

頼る・甘える・お願いする言語は

持ち合わせていない人でした。

 

言い訳や話のすり替え詰将棋は得意で

怒りをコントロールする機能無し!

 

そんな人ですが、

それは父のこれまでの環境が

そういう父を創造したと思ってます。

 

 

そんな父との同居で

笑って会話することを学んでもらったけど

冗談の使い方がイマイチわかっていない父

私が笑いに付き合う努力も必要だったり...

 

 

 

ところが最近、

出来なくなったことが増え

ストレスが溜まってるようで

 

時々、突然暴発!

 

TVで殺人犯が捕まるNEWSを見て

 

父  「バレへんと思ってるんかッ!」TVに激昂

 

私  「お父さんも、あるやん。そ~いうの」

 

父  「・・・・」

「おまえに喋ってへんのじゃッ!」一喝

 

私  「あーー怖ッ!」

 

 

激昂する父は、いつもと違って

顔と目がちょっと殺人鬼のよう(笑

 

 

 

私は、子どもの頃から父が

お金の話ばかりするのが大嫌いで

完全に反面教師になりました。

 

同居当初の父は

私が仕事を遅くまでしていると

「おまえは金儲けが好きやなぁ~」

...と言ったり

 

なにも聞いていないのに

「わしの金は、おまえが好きに使え」

...と言ったり

 

「お金に勝るものはない!」

「お金があったらどうにでもなる!」

...と説教じみたことを

 

 

 

私は、子どもの頃からそういう父が

大嫌いでした。

 

何かと言えば、

「〇〇してやったやろ」お金のこと

「〇〇の時、これだけやったったんや」お金のこと

 

とかく、お金を自己満足に使っているのが

子ども心に違うと感じていました

 

 

それでも今思えば、

そういう経験があったから

お金では買えないものを求めたのかも...

 

 

同居半年かけて

我家での「お金話」厳禁にしました。

 

私のいない所で妹たちに

「あいつの前でお金の話したら怒られんねん」

...と、我が家でお金話は厳禁と自覚したらしい(笑

 

 

 

そんな父の最期の整理でもある

どうしようもない山林数万坪処分に

司法書士さんとの面談の際

 

お金の話をしだした父

私の発言への反発らしかった

 

私  「こんな処理が面倒な山林」

「迷惑やわぁ~」

 

父  「それがどないしたんや!」

「わしは、金も残したぁ~る!」

 

...しまったと思いながらも司法書士さんおられ

 

私  「お父さん、長生きしたら足りへんかも」

「でも、心配せんでええで」

「私が貸してあげるし」

 

父  「なにゆ~てんねん」

「おまえは、お金を消すんが上手やからな!」

 

...何を意味してるのか物言いにムカついたけど...

 

私  「お金なんて消えてなくなったらええねん」

「お金と幸せは無関係やからね~」

 

父  「無関係やあらへん!」

「お金があるから、こうしてられるねん!」

 

...その言葉にダメとわかっていて反応してしまった私

 

私  「こうしてられるの、お金?」

「お金にどんな効果があるん?」

「お金で思い通りになると思うんは裸の王様や」

 

父  「わしの金、お前が好きに使こぉ~たらええやん」鼻で笑う

 

私  「好きに使いたいと思わん」

「逆に妹たちに気ぃ~遣ってる」

「私はお金で動きませんよ~」努力笑顔

 

父  「おまえは誰よりお金が好きや!」ほくそ笑む

 

私  「私は、そういうお父さんが大嫌いやから」

「この家でお金の話は厳禁にしてん」

「いい加減にせな本気で怒るで!」

 

...その私の目ヂカラに気付いたのか

 

父  「もうええ。 この話は終わりや!」

 

 

 

司法書士の方も、この会話には

申し訳ないくらい気まずそうでした。

 

最後は父も、その空気を察したのか

私の冗談に付き合って笑ってました。

 

 

幸か不幸か頭だけはしっかりしてます。

父は私の反面教師で感謝もしてるけれど

 

父の幼少期からの経験が

どれだけ厳しかったにせよ

人の人生なんてカタチを変え波乱万丈

 

どうして、本質を学ばなかったのか?

父が不憫にも感じていました。

 

 

 

それでも今の時代であっても

お金があれば幸せだと思う人も多い

 

私もそういう時期がありましたが

リタイアした時に

「お金は幸せを与えてくれない」

そう確信しました。

 

お金や時間がどれだけあっても

そこに執着すると大切なものが見えなくなる

 

結局お金ではなく

常に自分をどう楽しませるか

逆境の時ほど未来にわくわくしながら

己との戦いをどう征するかだと思った

 

 

今の私にはわかります。

いろんなことが出来なくなることで

ストレスを抱える人が自分を満たすために

どうでもいいことを価値にしたくなること

 

それが人間の一般的な生涯の流れで

ストレスを感じない最期をすごすのに

「自己責任」思考って影響するんだなぁ~って

 

 

介護は大変に決まっていますが、

どうやって自分の未来に役立てるか

それが介護経験者に与えられたチャンス

 

日が変われば父の記憶も少しリセット

私がご機嫌にしていれば鏡映し

 

 

 

デイから帰宅して飲む

定番のジュース2本

 

 

 

 

 

 

お願い言葉が言えない父

動くのが面倒になって来てる父

 

テーブルに放置したジュース2本

 

 

父  「どけて」

 

私  「なにを?」

 

父  「これや!」

 

私  「これってなに?」

 

父  「このジュースや」

 

私  「それがなに?」

 

父  「どけて?」

 

私  「どけてじゃないよね?」

「頼む時はなんていうの?」

 

父  「みっちゅじゅ~ちぇ?」

 

私  舌ったらずに爆笑

「みっちゅじゅ~ちゅ、どうしたいの?」

 

父  「なおしてや」

「片付けて」

「おねがいしますわぁ~」

 

 

ここまで会話しないと

お願いの言葉が出ない父です

 

ここも反面教師になってます

感謝やお願いする言葉

使う頻度あげたいな♡

 

 

 

 

 

 

3ヶ月無料体験実施中! LABOサロン参加はコチラ