先日の講演の帰り
知合いのご夫妻と夕食した後
フリージアのお花をいただきました。
父と同居してから
お花を買うことがなくなったなぁ~
そんなことを思いながら
自覚がない心の余裕の無さに気付く
常に私の定位置から見える場所に置く♡
就寝時はベッドサイドへ移動
以前は、常に家にお花があって
前職の時はスタッフにお願いして
常にデスクにキッチンブーケ置いてた
私がお花に魅せられたのは
私の大好きなフランスでの滞在時
サンルイ島にある常宿だった小さなホテル
何度か利用するうちオーナーマダムと
よくお喋りするように
何度目かに宿泊した時の朝、
「焼きたてのパンとお花を買って来たら?」
...朝起きて来た私にマダムが言った
パン屋さんとお花屋さんの
場所を教えてもらい買いに行った
ホテルに戻って
パンとお花を買う理由を聞いた時
日本とフランスのお花の関係の違いを知った
それを知ってから
お花は私の生活の必需品になった
日本のお花屋さんでは
1本ずつ売っていて選んで購入するスタイル
フランスのお花屋さんでは
ひとつのお花が5本~10本束で売るスタイル
お値段も断然フランスの方が安くて
店舗だけじゃなく露店でも
あちこちで売ってる
フランスでは、
お花は生活の必需品。
スーパーにお買い物に行くと
野菜を購入するようにお花も買う
生活の中で生を感じるもので
五感を養ってくれるものだと説明された
「ファッションもインテリアやお料理だってそうよ」
...とマダム
フランス人は理屈や理論も好きだけど
同じくらい五感を大切にしてるのよって
...感性と品を感じる雰囲気を纏って話してくれた
彼女が私に花を買うようすすめたのは
殺風景なホテルの部屋に自分で選んだ
花を飾る事でMy roomに感じられて
同居人ができて心に余裕ができる
そんな風なことを話していた。
確かに、お花は同居人になった。
私は帰国の日にお花をブーケにして
もって帰る事にした
チェックアウト手続きの時にマダムが
「やっぱり連れて帰るのね♡」と言った
それから、家にお花が絶えなくなった。
同時に日本との違いにも気付いた。
フランスでは、
綺麗に咲いたお花を飾る
日本では、生け花の流儀なのか
蕾から開花して枯れるまでの移ろいを楽しむ
華道の嗜みが無い私ですが枯れゆく花も大好き
いただいたフリージアも
蕾が多くついていて
少しずつ膨らんて開花する姿が愛おしい
やっぱり私は日本人だと想ったりする
豪華な花束じゃなくて
道端に咲く野花でもいい
お花を生活の必需品にして
心の余裕を感じてみるのもいい
いつもとちょっと違う時間や空間で
五感で感じるのはいいものです
また花のある暮らしをしてみようかな♡
~Today’s「親子 STORY」~
※2021年12月25日から突然始まった介護同居
父も私の五感を刺激してくれる(笑
刺激というより使われてるかな?
歩きながらオナラをする父
とってもリズミカルで楽器のよう
父に近づき並んで歩きながら
私 「ぷっぷ...プップ...ぷぅ~~~♬」
父 爆笑する父
「ごめ~ん! 出るもんしゃぁ~ない」
私 「音頭とってるみたいやなぁ~」
父 「勝手に出よんねん」
私 「あかんって言うてへんよ」
「歩くのに合わせて上手に出るなぁ~」
父 「バカにしてんのか?」
私 「ちゃうよ! 感心してんねん」
「もしかして、ウンチも一緒に出てる?」
父 「あほか! 出てへんわ!」
私 「ホンマかぁ~???」
トイレに入った父は
扉をピシャリと閉め鍵まで閉めた(笑
事実を私に見られたくなかったのでしょう
トイレから出てきた父に
私 「パンツ、汚れてなかった?」
父 「汚れてへんわッ!」
デイに行く前。
汚れていてもデイではお風呂に入る
余計なお節介はせず「ならいいねんけどぉ~」
...スルーする私
介護にお節介は禁物
互いにストレス感じるだけ