いろんな経験と時間を経て
モノやコトは整う
人間だって最初は猿人
整って今の私たちになった
誰だって、
時間と経験が自分を整えてる
それは体だけじゃなく
いろんなものが整っていく
今朝のLABOで
「心地いいキッチンとは?」
そんなテーマでディスカッション
私はアーカイブ配信で視聴
今の私にとって
心地いいキッチンは昔と違う
一人暮らしを始めた頃は
キッチンと呼べる設備じゃなかった
転々と引越しをするたび感動してた
水圧がすごい!
シンクが広いって最高~
ビルトインのコンロだぁ~ などなど...
いろんな調理器具や家電、調味料を置いて
楽しんでいた時もあった。
そして行き着いた
私の心地いいキッチンは
一生ものだけを最小限に選び
お気に入りに囲まれた空間
手前のstove鍋は我家の炊飯鍋
私の一生モノでお気に入りのお鍋
いつも1合の焚きたてごはんを
美味しく焚きあげてくれる
キッチンの上には
なにも置かなくなりました
常に居るのは
"まな板" と "スポンジたち"
後は全て引き出しの中。
調味料はコンロ下
お鍋類はシンク下
時間をかけて整った
私の心地いいキッチンは
なぁ~にもない状態になりました
後、20年経ったら
私の心地いいキッチンは
もっと狭くなっているのかな?
~Today’s「親子 STORY」~
※2021年12月25日から突然始まった介護同居
父が家に来てくれたことで
モノを減らすことができた
父のモノが増えるから
通常の空間を維持しようとすると
さよならする私物が増えます
だんだんとそれが加速して
今は父のモノも私のモノも最小限
クローゼットだけはダメ。
一人暮らしの時より
今の方が収納にスペースがある
ミニマリストさんの楽しいが
ちょっと理解できるかも。
父が居なくなったら
どれだけ家が広く感じるのか
それも今の楽しみのひとつ♡
デイからの帰り
ドライバーさんが父に
「風邪ひかんよぉ~にね」
私 「それが、ひかないんですよぉ~...」
「お父さん、風邪ひきたいよなぁ~?」
父 「ひきたいですわ!」
Dv 「体調壊したら、しんどいやんか」
父 「風邪ひいたら、入院できますやんか」
Dv 「入院したいん?」
父 「したいですねぇ~」
「あそこは、天国に一番近い場所や」
Dv 「...」言葉に困ってる
私 「いつも、こぉ~なんです」
「気にしないでください」
「冗談、言ってるつもりなんです」笑
Dv 「温こぉ~して寝てや」
EVの中で父に、家で話す冗談は
外では通用しないことを説明した。
帰宅して、
いつも冗談を言えるようになった
その理由について父と会話
いつも書いてますが、
同居前の父は頑固で上から目線
偉そうな口調でしか喋れず
コミュニケーション力ゼロ
いろいろ話をする中で
驚くべき事実が発覚した!
それは父の
「私は初めて勝たれへんかった」
そう。
父の父(祖父)は今でいう不良で
父の母(祖母)は父が中学の時に他界
妹と弟3人を戦後、
父が支える立場だった
仕事は時計職人
自分にしかできない技術をもってるから
お客さまをお客さまだと思ってない態度
貧乏から不自由ない生活を手にし
お金があれば全てを掌握したような気になり
幸せを勘違いさせたのは父の経験だった。
だから、私と同居するまで
父は負け知らずの「裸の王様」
ところが、その「裸の王様」が
大嫌いで家を出た私の考える幸せは
父の反面教師のお蔭で真逆になった。
そんな私には父は勝てなかったらしい♡
私は父の言葉に
勝利宣言をしたくなった。
50年近くの長い闘い