大田麻美のBlog

Mami Blog

2024.02.28

心地いいとは

 

いろんな経験と時間を経て

モノやコトは整う

 

人間だって最初は猿人

整って今の私たちになった

 

 

誰だって、

時間と経験が自分を整えてる

 

それは体だけじゃなく

いろんなものが整っていく

 

 

 

 

今朝のLABOで

「心地いいキッチンとは?」

 

そんなテーマでディスカッション

私はアーカイブ配信で視聴

 

 

 

今の私にとって

心地いいキッチンは昔と違う

 

 

一人暮らしを始めた頃は

キッチンと呼べる設備じゃなかった

 

転々と引越しをするたび感動してた

 

水圧がすごい!

シンクが広いって最高~

ビルトインのコンロだぁ~ などなど...

 

 

 

いろんな調理器具や家電、調味料を置いて

楽しんでいた時もあった。

 

そして行き着いた

私の心地いいキッチンは

 

一生ものだけを最小限に選び

お気に入りに囲まれた空間

 

 

 

 

 

手前のstove鍋は我家の炊飯鍋

私の一生モノでお気に入りのお鍋

 

いつも1合の焚きたてごはんを

美味しく焚きあげてくれる

 

 

キッチンの上には

なにも置かなくなりました

 

常に居るのは

"まな板" と "スポンジたち"

 

 

後は全て引き出しの中。

調味料はコンロ下

お鍋類はシンク下

 

 

時間をかけて整った

私の心地いいキッチンは

なぁ~にもない状態になりました

 

 

 

 

後、20年経ったら

私の心地いいキッチンは

もっと狭くなっているのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~Today’s「親子 STORY」~

※2021年12月25日から突然始まった介護同居

 

 

父が家に来てくれたことで

モノを減らすことができた

 

 

父のモノが増えるから

通常の空間を維持しようとすると

さよならする私物が増えます

 

だんだんとそれが加速して

今は父のモノも私のモノも最小限

 

クローゼットだけはダメ。

 

 

 

 

一人暮らしの時より

今の方が収納にスペースがある

 

ミニマリストさんの楽しいが

ちょっと理解できるかも。

 

 

 

父が居なくなったら

どれだけ家が広く感じるのか

それも今の楽しみのひとつ♡

 

 

 

デイからの帰り

ドライバーさんが父に

「風邪ひかんよぉ~にね」

 

 

私 「それが、ひかないんですよぉ~...」

「お父さん、風邪ひきたいよなぁ~?」

 

父 「ひきたいですわ!」

 

Dv 「体調壊したら、しんどいやんか」

 

父 「風邪ひいたら、入院できますやんか」

 

Dv 「入院したいん?」

 

父 「したいですねぇ~」

「あそこは、天国に一番近い場所や」

 

Dv 「...」言葉に困ってる

 

私 「いつも、こぉ~なんです」

「気にしないでください」

「冗談、言ってるつもりなんです」

 

Dv 「温こぉ~して寝てや」

 

 

 

 

 

EVの中で父に、家で話す冗談は

外では通用しないことを説明した。

 

 

帰宅して、

いつも冗談を言えるようになった

その理由について父と会話

 

 

いつも書いてますが、

同居前の父は頑固で上から目線

偉そうな口調でしか喋れず

コミュニケーション力ゼロ

 

 

いろいろ話をする中で

驚くべき事実が発覚した!

 

それは父の

「私は初めて勝たれへんかった」

 

 

 

 

 

そう。

父の父(祖父)は今でいう不良で

父の母(祖母)は父が中学の時に他界

 

妹と弟3人を戦後、

父が支える立場だった

 

仕事は時計職人

自分にしかできない技術をもってるから

お客さまをお客さまだと思ってない態度

 

 

貧乏から不自由ない生活を手にし

お金があれば全てを掌握したような気になり

幸せを勘違いさせたのは父の経験だった。

 

 

 

だから、私と同居するまで

父は負け知らずの「裸の王様」

 

 

ところが、その「裸の王様」が

大嫌いで家を出た私の考える幸せは

父の反面教師のお蔭で真逆になった。

 

 

 

そんな私には父は勝てなかったらしい♡

 

私は父の言葉に

勝利宣言をしたくなった。

 

50年近くの長い闘い

 

 

 

 

 

 

 

 

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