先週Blogをさぼっていた時に
体調を壊したのかと...
ここ数日心配してくれる人がいて
申し訳ない気持ちになりました。
先週と今週は髪のメンテナンス
いつもお世話になってるKeiさんとShimadaさん
どちらもオリジナルの技術をお持ちで
お二人共、誰かに教わったのではなく創造された技術
だからだと思うのですが、
話をしていると共通する語録がいろいろ
その一つが、
「どうしてみんな考えないのかしら?」
Shimadaさんのこの繊細な手つき
なぜだか素敵だなぁ~って見惚れてしまう
Keiさんはカラーリスト
Shimadaさんはスタイリスト
二人は仕事をしながらいつも、
「どうしてこうやるんだろう?」
「どうしてこうなるんだろ?」
考えてしまうんだって
だから、
「こうしたらどうなるの?」
「あぁしたらどうなるの?」
試してみるんだって
そして自分なりの理論を創る
そうするとアイデアが浮かんできて
「こんなこともできるんじゃない?」
「あんな風にもできるんじゃない?」
どんどんできることが広がって
アイデアが湧きだしてきて
気が付けば
「え? どうしてみんなできないの?」
...となってしまったそう
二人は髪に素人な私の根拠のないリクエストに
いつもYesともNoとも言わず叶えてくれる♡
プロだなぁ~って思う瞬間。
南窓から陽が差し込むprivateサロンで
ヘアカラ―メンテナンスしてもらいながら
いつも通りKeiさんの話をBGMのように聴いていた
Keiさんは若い時、
カリスマ美容師として社会現象の渦中にいた人
今となっては恥ずかしい思い出だとか
そんなKeiさんが学生時代の同級生から
「お前はラッキーだったな。」と言われたんだって。
Keiさんは、ラッキーなんてないとキッパリ!
幸せの神様は前髪しかないと言うけど
幸せの神様なんてそもそもいなくて、
ラッキーは自分で創り出すもの。
カリスマ美容師としてフォーカスされたのは
ラッキーでも発掘してもらったのでもなく
自分であちこちに罠を仕掛けておいただけ。
見つけたくなるように罠をしかけ
見つかりやすいように個性を磨き
自分を周りと差別化した結果。
学生の頃はいろんなショーで賞をとり
就活せず、ヘッドハントで就職。
美容師になって1週間で、美容師は技術じゃない。
お客様との信頼関係が全てだと知り
自分好みのヘアデザインを提供できないと悟る
だからお客様のあらゆるリクエストに応えられるよう
教えられたことを疑問視しながら自分で一から考えて
どんな応用もできるよう原理原則を見つけたかった。
Keiさんは、懐かしそうに話してくれた
どこの世界も同じだわ~♡
考える人だけが成せる業や差別化
私にヤル気パワーをくれた
まだ私に出来ることはたくさんあるから...