最近、私の近くに爺たちがいる
ひとりの爺は70歳を目前に
神様がプレゼントしたご縁で
おまけの人生を手にした
70歳を超えた爺は今、
大自然と協力し合いながら
人の心を癒す場所をつくってる
恥ずかしがり屋の爺は、
人の心を感じ取り人の心を開放させる名人
若い人より元気でよく働きよく食べる。
便利さを求めた人間の大切な忘れ物を
教えたくて見せたくて仕方ないようだ
「つらかったら逃げておいで」
...そんなポエムを書く爺
もうひとりの爺は
山の麓が見てみたくて山から下りた
世の中の間違いに奮起したのだった
裸一貫で鳴り物入り
成せばなるとしか思っていない爺は
人間が大好きでとにかく情に厚いのだ
困ってる人がいると放っておけず
暑苦しいくらいの深い愛で厳しさを説き
心で人を突き動かしてしまう名人
あ~いかん! いかん! 愚痴ってしもた
ばってん、どぎゃんかせんば。
おいどんも、昔しん衆に負けんごつ
色々考えんば!
爺もまだ長生きすっぞ!
...と
こっちの爺もポエムを書く
私だって爺たちに負けてられへん!
私もそんなことを誰かにできるようになって
婆になったらポエムを書きたいやん
だから一切、手は抜かへんねん♡
そう思わせてくれる爺たち