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住宅ローンの落とし穴

住宅建築アドバイザー 池田歩

住宅ローンの落とし穴

家づくりに住宅ローンを利用される方には、必ず知って頂きたい内容です。

図面や見積などの長い打合せが終わり請負契約を終了して、いよいよ工事に入るのですが...

【ここからが重要です】
仮に工事中に何らかの不幸があり、住宅ローンの申し込み本人(一般的にはご主人が多いですね)が故人となった場合って皆様想定されていますか?

何が言いたいのか?

つまり、住宅ローンの審査は終わっていても一般的には工事が完了してから、その審査に基づいたお金が融資されます。この時、普通の住宅ローンなら団体生命保険と言うものが付いてきます。
※この団体生命保険とは、万が一住宅ローンを返済中に不幸にもローン申込み者がお亡くなりになった場合に適用される生命保険で、死亡後の住宅ローンの支払をその相続人が免除されると言うものです。

 

しかし、この団体生命保険と言う制度は融資実行後、つまり建物が完成した後の話なんです。と言うことは、建物の工事中(3ヶ月~5ヶ月)は何の保証も無いのです。

工事期間中に万が一、ご主人が事故にでも会われて、不幸にもお亡くなりになった場合には住宅ローンは当事者が居なくなるので、融資してもらえません。

しかし、工事は進んでいます。
完成しても、配偶者を含む相続人は、お支払が出来ないという事態に追い込まれます。当然、建物の引渡しを受けることも出来なくなります。

これって大変なことですよね。

なのに、一般的には銀行も建築業者もこのことに深く触れようとはいたしません。間違いなく国が救済してくれない建築業者にとっては死活問題なのに不思議です。

工事期間中にローン申込み本人に不幸が無いだろう・・・と言う前提で家づくりが進んでいます。 これはとても危険な事なんですよ。

ただ、工事中まで保険が適用される住宅ローンって、私の知る限り殆どありません。だから、仕方なく工事を請け負う建築業者もリスクを承知で工事してます。

それでも、決して多くはありませんが、それらに対応した住宅ローンもありますので必ず住宅ローンを申し込む前に確認してください。危険で賭けのような住宅取得だけは止めてくださいね。